IoTを加速するHuawei「Harmony OS」がいよいよ登場!Android、iOSに続く第三勢力になるか?

スマホのOSといえばAndroidとiOS。Windows OSやBlackberryはすっかり見かけなくなってしまいました。そんな中、Huaweiが自社OSであるHarmony OSを満を辞してリリースします。IoTにも活用される新世代のOSとして要注目です!

きっかけは米中貿易摩擦

2018年末にアメリカ当局が、Huaweiの役員や経営者一族をカナダで拘束したのは記憶に新しいところです。Huawei製品がスパイ行為に使われる危険性があるということで、表向きは安全保障上の理由と言われていました。ただただ実質は米中貿易摩擦における、中国への経済的圧力という側面もあると考えられています。

2019年5月には、Huaweiに対してアメリカから禁輸という措置が取られます。これによってHuaweiは、米企業であるGoogleが提供するAndroid OSの技術を使用したスマホを製造することができなくなります。

正確にはGoogleオフィシャルのアプリに直結した開発ができなくなるということです。Googleオフィシャルのアプリとは、Androidスマホでいうと「Googleと冒頭についているアプリ」になります。Google Playなどがそれにあたるわけです。オープンソースなアプリケーションに関してはAndroidの技術を使用可能です

結局、禁輸措置は解除される見通しとなり、Huaweiでは従来のAndroidスマホの開発を続行できそうです。しかし、Huaweiは引き続き自社OSの開発を行い「Harmony OS」をリリースすることとなりました。

Harmony OS製品第一号はスマートTV 

2019年8月10日には、Honorから世界初のHarmony OSを搭載したスマートTV「Honor Vision」がリリースされました。

スマートTVは、テレビの機能の他にスマホやPC、タブレットなど、あらゆるデジタルデバイスの画面を表示することができます。カメラ機能がありユーザーの自撮りも大きなスクリーン上で可能ですし、スマホゲームをスマートスクリーンの大画面で表示して楽しむことも可能です。

Harmony OSはIoTを促進するか

Harmony OSを搭載した製品第一号がスマホではなかったことは驚きです。スマホに関してはこれまで通りAndroidを搭載し、万が一禁輸措置が解除されなかった場合のオプションとして残しておく方針ということです。

HuaweiではこのHarmony OSをあらゆるデジタルデバイスに搭載して、人々のデジタル体験をシームレスにしていくという理想があります。開発がさらに進めばAndroidやiOSとは違った特色がより濃くなるでしょう。適用されるデバイスにも独特の広がりを見せるかもしれません。

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