

最近、腱鞘炎疑惑の私。
毎日サポーターをしながら、文字入力をしています。「DAIGOみたいでかっこウィッシュ!」と自分に言い聞かせてますが、整体で相談すると「使わないのが一番なんです、とりあえず楽になるよう調整しますけど…」と言われてしまいました。
最近ではチャットを使ってのやりとりも多くなってきたので、移動中の電車の中やちょっとした返事ならスマホで済ませてしまうのですが、これがね、腱鞘炎にとっては辛いんですわ。ガラケー世代で育ってしまった34歳のおばさんにはフリック入力ができず、ピピピピピ! と何度もタップして入力するため長文はめっちゃ時間かかるんです。。。(悲しい)
ということで、今回はなんとなく抵抗があってできなかった音声入力にチャレンジした結果をお伝えさせていただきます。
目次
そもそも音声入力とは?
そもそもスマホを使った「音声入力」の機能についてご説明しましょう!
お手持ちのスマートフォンのメモ帳やLINEなど文字入力できる所を開いてみてください。


赤枠で囲まれたマイクのアイコンがあると思うのですが(私のスマホはiPhoneなのでiPhone仕様で説明させていただきます!)、そこをタップ。
するとタップしてすぐにこんな画面に切り替わります。


この画面になったら、準備完了!
あとはマイクに向かってしゃべるだけ。そうするとあなたの音声を解析してくれて、どんどん文字化してくれます。句読点とかも一緒に喋らないといけないので、『お世話になっております点つるたですまる』みたいに全て言わないといけませんが、一旦ばーっと喋ってからあとで手直しすることもできるので、とりあえず文字にしちゃいたい! ってときにはかなり楽ちんです。
何より文字を打たなくていいっていうのが、腱鞘炎疑惑の私にはありがたいです(笑)。
実際に、PC・スマホ・音声入力で比較してみたら音声入力の圧倒的な勝利だった!
とは言っても、絶対手を使って入力する方がはやいっしょ、と思ったあなた!
今回、『吾輩は猫である』の冒頭文を
・PCのタイピング
・スマホのタイピング
・音声入力
で入力し、入力タイム比べてみました。驚きの結果が出ましたよ!!
課題文のご紹介


https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html
今回は、著作権フリーの作品を扱っている青空文庫さんから、夏目漱石先生の『吾輩は猫である』をチョイスしました。文字数も200文字以内で区切りました。フリガナについては対応せず、そのまま入力とさせていただきます。
ちなみにストップウォッチは、ウェブ版のものを使いました。
PCのタイピングの場合


3分3秒
これくらいならすぐっしょ! とかなり自分でもハードルを下げていたのですが、思っていた以上に時間がかかりましたね。難しい文章ではないのですが、漢字変換を間違えたり、送り仮名が違っていたりで、時間が取られてしまいました。う~ん悔しい!!
PCタイピングの場合、文章を読み写すという行為よりも、思っていることをタイピングするというケースの方がおいので、いくらタイピングスピードに自信がある! にもぜひチャレンジしてほしい!!(笑)
スマホタイピングの場合


4分18秒
いやぁ~さらに大変でしたね(笑)。
焦って焦って、ええ~もうこんなに時間経ってるの!? と一人でなにかと戦っているような気持ちになりました。もう冒頭のワガハイでつまづいてしまって、何度も「吾輩」じゃなくて「我輩」で変換されてしまって、次にはナイが「ない」で間違えてしまって、ここで1分くらいかかったのでは?
これは年齢の問題もあると思うので(笑)、実際にやってみて「私の方がはやいわ!」という方はぜひご一報いただきたいです。総合して、なんかごめんなさい!!!!!!
音声入力の場合


1分51秒
なんとこれらの中で一番最速でした!
音声入力を人生で2~3回しかやってこなかった私でも、これだけの速さでできたのは本当に驚き。下線がある箇所は間違えている部分ではありますが、この辺はあとで直しても多分2分30秒くらいでトータル終われそう。
もっと誤字だらけになるかなーと思っていたので、「めっちゃいいじゃん!」と思いました。
家にいるときには音声入力にしよ。
じゃあ今後は原稿を作るときにも音声入力に! というのはちょっとハードルは高いですよね。だって書いていること周りに全部バレバレですから(笑)。
お家で一人で作業していたり、チャットやLINEする時なら全然使えると思いました。
取材してきた音声を「文字起こし」するお仕事もあるんですが、ここまで精度が高いなら無料でできる「Google ドキュメント」の文字起こし機能も使ってみようかなーなんて思いました。「どうせ誤字ばっかりでしょ?」なんて思っていたので、今回こうやって比較してみて、スピードを実感し、もっと文明に頼ろう! と思いました。
人間にしかできないことももちろんありますが、頼れる所は頼ってライターとしてもっと効率よくお仕事ができるように「これは当たり前」と思わず、新しいものなどはどんどんチャレンジしていきたいと思います! オーーー!