全盲の視覚障がい者のサポート機能、AndroidとiPhoneのどっちが充実してる?

私たちが当たり前に使っているスマートフォン。

ガラケー時代より便利になったことは間違いありませんが、これは視覚障がいのある方にとっても便利になったのでしょうか?

今回は、知っているようで知らないAndroidとiPhoneのサポート機能を実際に使ってみながら、比べてみたいと思います。

Androidの音声読み上げなら、TalkBack

Androidをお使いの方は『TalkBack』をご利用ください。操作方法については、Google Chrome DevelopersのYoutubeチャンネルで確認できます。

ちょっと英語が多くてわかりにくいかもしれませんが、この『TalkBack』の設定方法は、とっても簡単。

  1. Androidの「設定」を開く
  2. 「詳細設定」を選択
  3. 『TalkBack』をオンに設定する

だけ。

オンにしておくことで、今タップしたところがなんのアプリなのか、またメールやアプリなども読み上げてくれるので、試しにやってみるのも良いかもしれませんね。私は残念ながらAndroid端末を持っていないので…(ごめんなさい)、お試しすることはできないのですが、あまり浸透していないサービスなのか、Youtubeでのやってみた系の動画が少なくて、もっと広がればいいのに~なんて思った次第です。

音声読み上げについて詳しくは、以下の記事も参照ください。

iPhoneの音声読み上げなら、VoiceOver

iPhoneをお使いの方は『VoiceOver』をご利用ください。操作方法については、Apple公式のYoutubeチャンネルで確認できます。

なんてわかりやすい説明動画なんだ!笑

基本的な操作方法は、TalkBackと同じですね。設定方法も、

1.ホーム画面から設定を開き、「一般」を開く
2.「アクセシビリティ」を選択
3.使いたい機能(ここなら「VoiceOver」)を選択

だけ。

私も実際にトライしてみたのですが、目を開けていても操作を覚えるまでが本当大変で、「見える」ということにすごく感謝できるようになりました。基本的な操作は、タップしたところを読み上げてくれて、ダブルタップでアプリを開くというものなので、次々アプリが開かれてしまってどうしよう……! なんてことはないです。

目をつぶったままの操作はかなり大変! 結局、目を開けてしまった…

実際に操作している動画があったので、こちらでもご紹介します。これはiPhoneの「VoiceOver」ですが、めっちゃ早口で頭がついていかない(笑)。

実際に私もVoiceOverをつかって、音声入力で目をつぶったまま文を作ろうと思いましたが、設定画面から出ることすらできませんでした(笑)。

またVoiceOverには、操作練習のコーナーもあります。 

黒枠で囲まれたところが「VoiceOverの操作練習」

ここで「これがタップだよ」「今のはダブルタップ」「これがスワイプ」なんて教えてくれるので、初めてのスマホを持つと言う方でも「え? 全然わからないよ!」なんてことはなさそう。

機能はほぼ同等なので、機種の使い心地で選ぶのがいいかも

実際に、ふたつの機能を比べてみましたが、大きな違いはありませんでした!

iPhoneは「iPhone」の機種しかないので、機能が統一されているため「前は●●●ができたのに」という機種依存の操作性がないのはとてもいいかも。

一方Androidは様々な形や重さ、操作性の違う機種が出ているので、「前は●●●ができたのに、なんか操作性が違う!」ということが発生する可能性もあります。そのため、同じアプリケーションでも、機種の大きさや操作性が若干ながら変わってくることを考えると、個人的にはずっと使い続けるならiPhoneの方がいいのかもしれないなーと思いました。ただ、Androidは自由度が高い分、視覚障がいの方に特化した機種が今後世の中に出てくる可能性も大いに期待できます。

今回この記事を書かせていただくことをきっかけに、「見えていること」についてすごく感謝できる時間になりました。今まで自分の生活で当たり前だったことを見直すためにも、ぜひ体験としてやっておくことはとても便利だと思います。機種さえあれば、もともと搭載されているため無料でできるのでAndroidユーザーも、iPhoneユーザーも設定方法はぜひ知っておきましょう!

こちらの記事もご覧ください。