格安SIMで音声通話なしのプランにするメリット・デメリット

営業等の仕事をしていれば別ですが「そういえば最近いつ電話したっけ?」という方は多いのではないでしょうか。職場の業務連絡もほとんどがメールかチャットアプリ、友人や家族との連絡もほぼLINE。たまに通話することがあっても電話ではなく LINE 通話や Facebook メッセンジャー。「電話番号ってもういらないんじゃ?」とお考えの方に、音声通話なしのメリット・デメリットをご紹介します。

格安SIMを使えば電話番号なしが可能

いわゆる大手3社ではない格安SIMの販売業者は、データ専用の格安SIMカードを販売しています。 データ通信量の制限なく月額200円程度から利用できる会社もあり、とにかく料金を抑えたい方にとっては嬉しい商品です。電話番号はついていないものの、050で始まるIP電話アプリを使用すれば、表面的にはこれまでの電話番号と同じように通話も可能です。

音声通話なしのメリット

スマホを音声通話なしにするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。一番大きいのはやはり料金面です。

月に1,500円以上安くなるケースも

例えばauの「新auピタットプラン」は月額1980円の基本プランです。当然電話番号はついていますが、かけ放題はなく20円/30秒の通話料金が発生します。

これに対してロケットモバイルの神プラン+データプランであれば、基本料金はなんと321円/月額です。通信速度が遅いというデメリットはあるものの、通信総量の制限はありません。

基本料金だけを比べれば月1,500円以上安くなるため、通話をほぼしないのであればメリットは大きいです。 通話をしないといけない場合もIP電話アプリを使えば、10円/30秒程度で可能です。

音声通話なしのデメリット

連絡を取るという本来の用途では、音声通話なしのデメリットはほぼなくなりました。しかし、緊急時だったり本人確認的な用途で電話番号が必要な場合もあります。

110番などの緊急連絡に使えない

050から始まるIP電話は110番などの緊急連絡には使えません。 IP電話からの緊急連絡を可能にするアプリもリリースされていますが、使用している格安SIMによっては非対応のケースもあります。 

SMS認証ができない

アプリでアカウント作る際に電話番号へのSMS を送り、その番号を入力する認証方法が一般的になっています。電話番号がなければSMSは使えずアカウントの開設ができません。LINE のようなSNSからインターネットバンキング、電子マネー関係まで、本人確認の一環であるSNS認証は今や必須です。そのため多くの格安SIM会社では、150円/月程度でSMSプランをオプションで提供しています。

フリーダイヤルにかけられない

0120から始まるフリーダイヤルは IP電話非対応です。固定電話がない場合、 料金がかかる03の問い合わせ番号にかけるか、メールやチャットで問合せするしかないでしょう。

信用がない

携帯電話普及し始めた頃は固定電話の方が携帯電話より信用できる、携帯電話しかない人は契約不可のような風潮がありました。現在ではIP電話の050を怪しい番号と感じる人も一定数おり、 かけても電話に出てくれなかったり、お店の予約等でIP電話は不可というケースは存在します。 法人やお店の場合、050だと営業電話だと思われるケースもあるようです。

デメリットはあるものの安いのは魅力

様々でメリットはありますが、やはり安いのは魅力です。スマホに慣れて各種設定にほとんど困ることがない、通話を今後もほぼ使わないことは確実という方は、トライしてもいいのではないでしょうか。あくまで上級者向けのサービスと考えると良いでしょう。

こちらの記事もご覧ください。