スマホを通してARを見る時代は終わり?Google、Apple、FacebookまでARグラスの開発状況は?

ARといえばスマホを道端でタップしまくっているポケモンGOユーザーを思い浮かべる人も多いかもしれません。スマホを通して現実を映さなくてもメガネのような使い勝手でAR映像を見ることができるARグラス、スマートグラスを各社が開発を進めています。

イメージとしてはドラゴンボールのスカウター

ドラゴンボールで悟空たちが戦ったナメック星人は、スカウターと呼ばれるデバイスを片目側に装着していました。スカウターを通して相手を認識することで、戦闘力を測定できるというものです。スカウターを装着したナメック星人は、相手の姿と同時に分析された戦闘力の数値などをスカウター上で見ることができます。まさにスマートグラスの機能そのものです。

ものすごく現実的な見方をすればARグラスを通して認識した敵の筋力、闘気、装備、体力などを蓄積したビッグデータと照会し、AIが戦闘力を算出しスカウターに表示するという動作を瞬時に行なっていると考えられます。こう考えると現実に存在してもおかしくないデバイスと思えてきます。

Googleは法人向けのスマートグラスに注力

https://www.google.co.jp/glass/tech-specs/#tech-specs-masonry-dialog-0

ARというと一般的にはゲームというイメージが強く、実際各社が開発するARグラス、スマートグラスも、当初はエンターテイメント用途のものが大部分でした。しかし現在、法人での業務用途の製品が主力になりつつあります。「Google Enterprise Edition 2」もその一つです。

Google Enterprise Edition 2はすでに現場で導入されています。例えば飛行機の開発を行う企業では作業員がGoogle Enterprise Edition 2を装着して作業することで、別のPCから作業員の目線で作業状況を見ることができます。さらに作業員が必要とする情報-図や動画、数値など-がGoogle Enterprise Edition 2上で表示されるため、手で端末を操作することなく作業をスムーズに行うことが可能です。

Facebookは一般ユーザー向け、Appleは…?

Facebookもスマートグラス開発でルックスオティカとの提携を発表しています。こちらは主に一般ユーザー向けの製品を開発するようです。スマートグラスにスマホの機能を搭載して通話や視覚情報の共有、SNSでの投稿機能などが盛り込まれるとのこと。

AppleのARグラス/スマートグラスに関しては情報が錯綜しています。昨年秋冬には大規模な開発が行われているという情報が発表されましたが、今年夏にはARグラス/スマートグラス開発からの撤退が報じられました。しかし、今秋に入り、またヘッドセット型のARグラスの開発が行われていることがリークされました。来年製品が発表されるのではないかと噂されていますが、今の所ベールに包まれています。

ARは汎用性が高い

一時期は完全に非現実な映像に没入できるVRの方が話題性がありましたが、現在は現実の光景と一体化できるARやMRの方が主流になりつつあります。街中スマートグラスをかけて歩いている人ばかり、スマホをタップするのはもう古い!なんて時代もすぐそこかもしれません。

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