

年末年始が近づき、忘年会や新年会などお酒を飲む機会も増えていきます。その際に起こるのがスマホの「水没」や「故障」、「盗難」といったリスク。手元不注意で落としたり、酔っぱらって道端で寝てしまい気が付いたらスマートフォンがなくなっている……。
毎年のことながら、一度は経験をしたことがあると思います。
そんな際に助かるのが月額700円で補償してくれる「モバイル保険」。今回はサブスクリプションサービス型の新しい保険をご紹介いたします。
目次
モバイル保険とは?
今回、ご紹介する「モバイル保険」は、国内初の通信端末向け保険です。
保険料は、月額700円(月払・非課税)という千円以下の安心価格。2016年3月29日には財務局の認可が下りているので、利用者も安心して申し込めますね。
1契約で3端末まで補償
「モバイル保険」の特徴として、1契約(月額700円)で、なんと最大3端末まで、補償対象!


注目なのは、スマートフォンやタブレット、パソコンだけでなく、「Bluetoothヘッドフォン」や「スマートウォッチ」、「ビデオカメラ」、さらに「ゲーム機」まで幅広い機器が対象となっています。
- 携帯電話、無線LAN、Bluetoothなど電波法施行規則第2条第1項第15号に定める無線通信が可能な機器全般。
- 一般消費者が通常生活の用に供する日本国内で販売されたメーカー純正の製品及び移動体通信事業者が販売した製品。
- 端末登録は新規取得から1年以内の機器が可能。※メーカー・キャリアが提供する補償に加入中であれば、新規取得から1年以降でも登録可能。


パソコンなど高価な物から、子供が遊ぶゲーム機まで、幅広い製品が対象となるため、リスク軽減に最適だと思いませんか?
補償内容は?
気になるのが補償内容です。
1年間に3端末で最大10万円まで。しかも何度でも補償してくれます。


1台だけ利用している方は、10万円の補償をまるまるできますし、スマートフォンを5万円分、ゲーム機を5万円分などと、2端末で分けて補償対象にもできそうですね。
例えば、「iPhone 6s」の平均修理代金が37,584円程度。Apple Watchが43,632円程度。と2端末契約したり、「iPad Pro」の平均修理料金が80,784円と1代だけ補償を利用するのも有りです。
かけたい保険の対象に応じて調整できるのは、利用者にとって柔軟性があって助かりますね。
保険の補償対象は?申請には何が必要?
気になるのが、保険の補償の対象です。
事故補償として「故障や破損」「水没」があります。落として壊れた、割れた。雨に濡れて壊れたといった自覚のある故障から、突然電源が入らなくなった、ボタンが操作できなくなったといった突発的な事故まで対象となっています。
また、ポケットに入れていたスマートフォンをひったくりにあった、自宅に空き巣が入り、高額ゲーム機が盗まれた。といった「盗難」や「メーカーが修理不能」となった際も端末購入価格や25,000円(副端末の場合は7,500円)の支払いを受けられます。
ただし、ただの紛失や落としても、すり傷が出来ただけで、本体機能には直接関係のない外形上の損傷は対象外となるので注意してください。
申請時に必要な書類
修理可能な場合
- 修理領収書
- メーカー・店舗による修理レポートなど、故障を証明できるもの
- 損害状況・損害品の写真を任意で提供
- 場合によっては、メーカーの発行する保証書が必要な場合もあります。
修理不能な場合
- メーカー・店舗によるレポートなど、修理不能を証明できるもの
- 損害状況・損害品の写真を任意で提供
- 場合によっては、メーカーの発行する保証書が必要な場合もあります。
盗難の場合
- 盗難届
特別な難しい書類はありませんよね。
保険金申請はオンラインで簡単♪5営業日以内には口座へ


必要書類を揃えたら、あとはオンラインで申請するだけ。申請完了すると翌日から5営業日以内に指定口座へ入金されるため、「盗難にあったから早く次の端末が欲しいのに!」といった待たされることがありません。ただし内容によっては最長で60日間要する場合もあるそうなので、まずは早めに申請するようにしましょう。
キャリアやメーカーの補償とは何が違うの?メリットとは?
「すでにメーカーの補償サービスに入っているから必要ない」そんな方もいらっしゃると思います。


例えば、「AppleCare+ for iPhone」の場合、料金が2年分一括で24,624円(税込)と高額です。24か月で割ってもひと月1,026円と割高です。
しかも、対象台数は1台のみ。2年間で2回までしか保証してくれません。盗難に至っては対象外となるため、リスクが高いですね。
docomoの「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad」は月額で810円(税込)、auの「AppleCare+ & au端末サポート」は1,285円(税込)、Softbankの「あんしん保障パック with Apple Care」は1,252円(税込)と、どれをとっても「モバイル保険」より高い価格となっています。
さらに、「モバイル保険」は、契約者に紐づく保険となっているのです。
ドコモで契約したスマートフォンを持っていたけど、モバイルナンバーポータビリティ(MNP)で携帯電話会社を変えたとします。すると、当たり前ですがその補償契約も解約となり、新しいキャリアで新しい補償サービスに入らないといけません。
しかし、「モバイル保険」の場合は、契約者と紐づくため、キャリアやどのスマートフォンであっても、関係なく、補償の対象となるので、気兼ねなくキャリアの変更ができるのです。
まとめ


月額700円で補償が受けられる「モバイル保険」。最大3端末まで対象となり、故障や破損、水没から、盗難まで幅広いリスクに対応。
しかも、携帯キャリアに関係なく利用できるため、「保険の性質」をしっかりと捉えた内容で、長く安心して利用できます。
映画や音楽のサブスクリプションサービスが台頭していますが、国内初の通信端末向け「モバイル保険」。備えあれば患いなしとして、まずは一年間だけでも試してみませんか?