ビジネスに役立つIT作品~映画好き女がオススメする、男の為の映画塾!~【第2回】

こんにちは、映画好きライターのつるたです。

今回で2回目となる「映画好き女がオススメする、男の為の映画塾!」ですが、この連載では毎回ビジネスに役立つ映画をテーマに沿ってご紹介しています。(第1回は以下です)

そして今回のテーマは「IT」。イットじゃないです、アイティーです。

私が新卒で入社した2008年(もう12年も社会人やってのか、私! 干支一周している……)は、まさにITバブルと言っていいほど、数多くのベンチャー企業が登場し、モバイル・ウェブなんかが既存メディアのテレビや雑誌を食い荒らし始めた時代です。そんな私も、岩手から上京して、新宿の某IT企業に就職。そこでITのいろはを叩き込まれるわけですが、今思えば本当に激動な変化の中働いていたのだと実感します。そんな懐かしさも踏まえつつ(笑)、今回は3本の映画をご紹介します!

新型コロナウイルスが席巻し、外出も控える日々。こんな時だからこそお家で映画でも観て気分転換しませんか?

10年前のFacebookと”あえて”向かい合う、『ソーシャル・ネットワーク』

この映画を見て、Facebookに登録した! なんて人もいるのではないでしょうか?

私も「Facebookに登録したのはいつだろ~」と振り返ってみると、2010年11月から使い始めていました。2011年3月11日は震災もあり、震災をきっかけにFacebookに登録したという方も多かったように思います。そんなSNSことソーシャルネットワークサービスの今や定番、Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグを主人公に描いた映画がこの『ソーシャル・ネットワーク』です。

私も公開後、DVDで見たのですが、今回改めて鑑賞することで気がつく点がたくさんありました! ほとんど知られている事実をもとに映画化されているので、大どんでん返し! みたいなことはないのですが、『セブン』や『ファイト・クラブ』、つるたも大好きな『ゴーン・ガール』でも監督を務めたデヴィッド・フィンチャーですから、何も起こらないはずがありません(笑)。

主人公が実在の人物である場合、過去から現在までをそのまま描いた映画作品が多いのですが、この『ソーシャル・ネットワーク』は違います! 時系列には沿っているのですが、その間に現代シーンが度々登場し、マーク・ザッカーバーグが仲間で親友だったはずのエドゥアルド・サベリンが、弁護士を介し議論するシーンが入ってくるのです。仲間と共に大きな組織を立ち上げ、起業するという誰もが夢見る物語は、HAPPYとは逆方向へと進んでいきます。その道へ行くきっかけを作ったのは、ご存知ショーン・パーカー。ナップスターの創設者で、一見やばい人なんですが、かなりのやり手です。私個人としては、この人無くしてFacebookはなかったと感じたし、その出会いによって今の世の中が作られたと思うと恐ろしくも感じました。

公開時は私自身もFacebookを使い込んでいなかったし、毎日使うほど生活には密着していなかったので「ふ~ん」くらいで見てしまっていましたが、10年使ってきたFacebookを思い返してみると、「友達」をつなぐためのFacebookが、大切な「友達」を失ってしまうとは……なんて切ない話なんだろう! としみじみしました。10年前に見ていた人も改めてみることで、新しい発見ができるというのは映画の素晴らしいところ。ぜひ自分が使い始めた日を振り返りながら、『ソーシャル・ネットワーク』をご覧ください!

《こんな人におすすめ》
・公開時に『ソーシャル・ネットワーク』を見た人
・SNSが当たり前の時代に生まれ育った人
・”アイデア”について考えてみたい人
・起業したいと思っている人

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)

  • ジェシー・アイゼンバーグ, アンドリュー・ガーフィールド, ジャスティン・ティンバーレイク, アーミー・ハマー, マックス・ミンゲラ, David Fincher, Scott Rudin, Dana Brunetti, Michael De Luca, Cean Chaffin
  • 価格¥1,000(2020/04/01 時点)
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すでにこんな時代になっているのでは?『ザ・サークル』

誰もが憧れる”あの”IT会社で働いてみたい! そんな思いを持っている人も多いと思います。例えば、Googleとか『ソーシャル・ネットワーク』のFacebookとか。そんな思いを抱いた女性が、ひょんなことから”あの”会社で働くことができ、人生が大きく変わっていくことを描いた映画がこの『ザ・サークル』(2017年公開)。ここで働く社員は、自由でフラットで、仲良しで……と、一見流行りのIT企業のように思えますが、それを操る上層部が・・・・・っていう!!

あー言いたい!!

映画のポスターには「いいねのために、生きている」なんて言葉がありますが、これは承認欲求が強い人の末路を描いた作品とはちょっと違います。それをみたいならNetflixの『アメリカン・ミーム』(2018年公開)のドキュメンタリーを見る方がためになると個人的には思います(笑)。

この『ザ・サークル』は、どこまで何を共有することが正しいのか、という昨今のSNSの使い方、ITとの共存、「つながり」についてとことん考えさせられる作品です。真面目に仕事をしたいだけなのに、憧れの会社で働き続けたいだけなのに、どうして主人公がそうなってしまったのか、わかるようでわからないのです(そこが一番面白いのかも)! 主人公を演じるのは、ハリーポッターのイメージはすっかりなくなり、素敵なお姉さんになったエマ・ワトソン。彼女と同世代の方にぜひぜひみてもらえればと思います♪

《こんな人におすすめ》
・Youtuberになりたい
・「成長」という言葉に弱い
・憧れの会社でいつか働きたい
・いつまでも、やりたいことが見つからない
・本当の「つながり」とはどんなものかわからない

ザ・サークル(字幕版)

  • エマ・ワトソン, トム・ハンクス, ジョン・ボイエガ, カレン・ギラン, エラー・コルトレーン, パットン・オズワルト, グレン・ヘドリー, ビル・パクストン, ベック, ジェームズ・ポンソルト, デイヴ・エガーズ, ゲイリー・ゴーツマン
  • 価格¥204(2020/04/01 時点)
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日本にはあまりない文化かも?『マイレージ、マイライフ』

独身貴族まっしぐらなジョージクルーニーが2009年に主演した映画『マイレージ、マイライフ』はご存知でしょうか? ジョージクルーニーといえば、『オーシャンズ11』をはじめとしたオーシャンズシリーズの定番で、男性からも人気の俳優ですが、個人的にはネスプレッソのCMがすごく好きで、ネスプレッソのお店まで行ってジョージクルニー気分を味わったほどです。個人的にはネスプレッソのCMがすごく好きで、ネスプレッソのお店まで行ってジョージクルニー気分を味わったほどです。

この『マイレージ、マイライフ』は、ジョージクルーニーが”解雇通知人”という、日本ではあまり見かけませんが、「あなたリストラね」と会社の人に変わってリストラ宣告をする人の役を演じています。アメリカ国内、様々な企業から解雇通達依頼が来るので、1年の300日以上を飛行機で過ごしています。そのため、マイルを貯めるのが趣味になり、No Music, No Lifeならぬ『マイレージ、マイライフ』な人生ということなわけです。でもそこに、「Skype繋いで、ITの技術を使って解雇通知送ればいいじゃん!」という新人女性(アナ・ケンドリックが演じているんですが、これがまた嫌味ったらしくて、可愛いのです!)が登場します。新人ちゃんとの出会いを通じて、彼の人生もナニカが動き出し……という映画。

ITがドンピシャ! な映画ではありませんが、働き方を考えたり、自分の人生を振り返るのにはおすすめの作品です。ちなみに、ここに出てくる解雇された人の中には、新聞広告で集まった”ガチ解雇された人”もいるんだとか。そこも他の映画にはない驚きポイントであるので、これから見る人は解雇される人にも注目ください!

《こんな人におすすめ》
・趣味でマイレージを貯めている
・今の仕事にやりがいを感じている
・働くことが何よりも好き、恋愛よりも好き!
・部下とのコミュニケーションギャップに悩んでいる

マイレージ、マイライフ (吹替版)

  • ジョージ・クルーニー, ヴェラ・ファーミガ, アナ・ケンドリック, ジェイソン・ベイトマン, ダニー・マクブライド, メラニー・リンスキー, エイミー・モートン, サム・エリオット, J・K・シモンズ, クリス・ローウェル, ザック・ガリフィナーキス, ジェイソン・ライトマン, シェルドン・ターナー, ウォルター・カーン, ダニエル・ダビッキ, アイヴァン・ライトマン, マイケル・ビューグ, テッド・グリフィン
  • 価格¥199(2020/04/01 時点)
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今回は3本、紹介してみました。もし気になるものがあったら、サブスク活用して作品をチェックしてみてくださいね♪

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