

MM総研の調べによると、2019年度は中古スマホ利用率が2.4%と過去最高になったんだとか。
2.4%はまだ少ない数字なので、「中古スマホ?」とか「誰かが使っていたスマホって使っていいの?」と思う方も多いでしょう。私も、2台目のスマホを探していた時に、中古スマホを検討したのですが、やっぱり新品で買っちゃったんですよね(笑)。
同じ調査によると、新品で購入したスマホが80%となったそうなのでまだまだ新品購入が主流。今回は、中古スマホのメイン市場である量販店とフリマアプリのそれぞれの特徴を紹介しながら、購入面でのメリットもご紹介していきます!
こちらもご参考ください!
中古スマホが増加したとはいえ、まだまだ抵抗感がある人多め


「まぁ~2.4%なんだからそんな台数ないでしょ?」って思うかもしれませんが、台数で考えると2019年度は163万台、2020年度は184万台、2025年度には265万台にまで中古スマホが増えるとのこと。こうやって数値で見るとすごい数ですよね!だって160万人って考えたら、福岡市の人口くらいあるわけですから(笑)。今後、増えていくことはなんとなく予想できそうですよね。
ただ、日本では「中古」のスマホを使うということに対しては少々抵抗感があるようです。私も2台目のスマホを検討しましたが、やっぱり新品を買ってしまったので。。。どうして新品にしたかというと、新品でも1万円くらいとお安く購入できちゃうからなんですよね。中古の場合だと、
・誰が使っていたかわからない
・バッテリーが心配
・特段「安い」というわけではない
・何かあったら嫌だ(よくわからないけど、不安)
という不安も正直ありますよね。私も新品を買ったのは、特段「安い」というわけではないというのが大きな理由でした。「まあ5000円違うくらいだったら新品買っちゃうかなー!」と……。こんな記事を書きながら恐縮なのですが、まだまだ私の中では、中古 < 新品 という感覚なんでしょうね。
2018年に「中古端末を購入することに抵抗はありますか?」というアンケートが実施されていましたが、抵抗がないという方は9%、あまり抵抗はないが16.7%、やや抵抗があるが35.6%、抵抗があるが38.7%でした。また男性よりも女性の方が抵抗がある割合が高いようでした。
でも、中古スマホ市場は、販売する人・購入する人とのマナーや制度が一般に浸透していけば確実に伸びていく市場だと思うので、市場が大きくなればこの抵抗感は薄れていくのかな? と感じました。あと日本だと、こういう家電のリユース文化が浸透していないですし、新品を購入したい! という人の方が今のところ多いので、中古スマホが浸透するにはもう少し時間がかかるかもしれませんね。
量販店でも中古スマホは販売されている?
では、早速どこで購入できるかご紹介しましょう!
この時期はなかなか「店頭に買いに行く」「スマホを選びに行く」というのが難しいのですが、秋葉原などに行くと、中古スマホを購入できる量販店がいくつかあります。店頭はもちろん、オンラインでも購入できるサイトがいくつかあります。


実はあの「ブックオフ」でも販売されています。私も過去にタブレットを買い取ってもらった経験があります(笑)。


意外と簡単に手が入るので、「お! すぐ買えるのはいいよね!」と思うのですが、ちょっと注意した方がいいな~というところがありまして。。。というのも、ゲーム機などを中古で購入するようにコンセントにさせばみんなが使えるという機器ではないのです。スマートフォンを操作してくれる“SIM”ですが、キャリアによる電波の種類が存在しているので、買ったはいいものの、同じiPhoneでも自分のSIMが対応していない! なんてことも出てきてしまうのです。ここで詳しく説明しちゃうと、記事が倍くらいのボリュームになってしまうので、またの機会にご紹介できればと思いますが(笑)、「安い!」だけで購入しないようにしましょう。
またdocomo、au、ソフトバンクなどのキャリアショップのように丁寧に説明してくれるスタッフさんもいない場合があるため、自分でしっかり調べた上で購入しなければいけないというのも素人にはちょっとハードルが高い部分かもしれません。
【メリット】
・専門店ならではの品揃えが期待できる
・店頭で実際に見て購入できる
・気軽な価格で購入できる
【心配な点】
・購入の際には、キャリアや端末について一定知識が必要
・オンラインの場合、実物を見れない
個人間でやりとりが可能! 欲しい機種を一発で検索できるフリマアプリ


この自粛期間の間に、フリマアプリを活用している……なんて人も多いのではないでしょうか?
実はそんなフリマアプリでもスマホを購入できちゃうんです! 私は普段フリマアプリはメルカリを使っているので検索してみると……スマホ本体だけでも山のようにあって、選びきれるような数ではなかったです!(笑)
こういうフリマアプリで購入する場合、
・到着してみたら電源がつかなかった
・「赤ロム(※1)」機種で使えなかった
・設定が初期化されていなくて、使えなかった
・写真にはない部分で傷がついていた
などなど直接手に触れて確認できない分、トラブルもあるようです。
※1 キャリア側からネットワークの利用制限をかけられている端末のこと(不正流通していた端末や、端末料金が残っているのに残高を支払わないまま中古に出した等)
こう言ったトラブルを防ぐため、フリマアプリ側でサポートサービスがあったりするので、中古スマホをフリマアプリで購入したいという方は、サポートがついている人から購入するなども検討材料に入れておくと良いかもしれませんね。詳しくは次回の【売却編】でご紹介しますよ!
【メリット】
・欲しい機種が決まっていればすぐ検索&価格比較ができる
・使用感などを使っていた本人に相談できる
・アプリ側のサポートサービスが充実
【心配な点】
・実物を確かめてから購入できないためトラブルになる可能性がある
・保証がない
次回は、「自宅にあるスマホを売りたいんだけどどうしたらいいの?」という人のために、『中古スマホ利用率は2.4%!量販店VSフリマアプリどっちが良い?【売却編】』をご紹介していきます。買う人も売る人もニコニコで取引できるよう、そして中古スマホ市場が広がって、リユース文化が根付いていくと環境にも優しい人間になれそうですよね♪(ってあんまりそうならないかな?笑)どうぞお楽しみに!
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