新型コロナに便乗した詐欺に注意!手口を3つに分類

国よりも動きが早い詐欺師たちによる新型コロナ騒ぎに便乗した詐欺被害の総額は、4月27日現在ですでに3117万円に達しています。詐欺に引っかからないためには、何を覚えておけば良いのでしょうか。

フィッシング詐欺なども気を付けよう!

「お金を損したくない」という心理に付け込まれる

新型コロナ詐欺の詐欺師たちは「お金を騙し盗る」のをゴールに設定して活動しています。お金をだまし取る方法は現在大きく分けて3つあります。

  • ATMで操作をさせて現金を振り込ませる
  • キャッシュカードやクレジットカードの口座番号、店番号、暗証番号を聞き出す
  • 直接現金を受け取る

なぜ赤の他人に対して大事なお金やカード情報を渡してしまうのか。それは、「お金を損したくない」という心理につけ込まれているのです。

①ATMで操作をさせて現金を振り込ませるケース

このケースでよくあるのが自治体の窓口を装って「コロナの還付金があるのでATMを操作してください」というケースです。騙される人は「コロナ対策でお金が受け取れる。ラッキー」という気持ちになり、ATMに向かってしまいます。

そこで言われるがままに操作していると、なぜか自分から指示された口座に振り込むことになっていたというわけです。非常に巧妙な指示の仕方で、催眠術にかかったように振り込みをしてしまいます。

しかし、自治体や役所の窓口、銀行などの金融機関が、「ATMを操作しろ」と連絡をよこすケースは100%ありません。

②キャッシュカードやクレジットカードの口座番号、店番号、暗証番号を聞き出すケース

「コロナの還付金を振込むにあたって本人確認が必要なので口座情報を教えてください」というのもよくあるケースです。インターネットの場合は省庁や自治体を装うメールが届き、本文に書いてあるリンクをクリックするとフィッシング詐欺のサイトに飛びます。そこで指示に従ってうっかり暗証番号まで入力してしまうとゲームオーバーです。

電話口の場合はやはり省庁や自治体、銀行などを装って電話がかかってきて同じような内容を口頭で聞かれます。

よく考えればわかることですが、振り込まれる側が振り込む側に暗証番号まで教える理由は存在しません。給料の振込先に指定している口座の暗証番号を会社の経理に教えますか?一旦落ち着きましょう。

③直接現金を受け取るケース

既存のオレオレ詐欺の延長線上のケースも多いようです。「俺だけどコロナで困って会社の金に手をつけてしまった」「俺だけどコロナで会社が潰れそうでいますぐ100万円が必要」という子供を装った電話がかかってきます。お金を渡すことを承諾すると代理の人間を名乗る受け子が現れて、現金を盗まれるのが定番です。

困っている身内を助けたいと焦ったがために詐欺に引っかかってしまうわけです。こういった電話がかかってきた場合は、一旦子供の電話に折り返すなどして本人確認をしましょう。99.9%詐欺の電話だと判明するはずです。

そんなに都合よくお金をもらえる話が来るわけがない

これらの詐欺に共通しているのが、「指示された通りにやれば早くお金がもらえる」「今やらないといつになるかわからない」「対象者に特別に連絡している」「すぐにやらないと困ったことになる」というような謳い文句です。

しかし、自治体や省庁の窓口は国民に個別対応するような余裕は普段から皆無ですし、国庫からお金が出ていくような件をわざわざ電話連絡してくれるわけはありません。100%詐欺なので通報しましょう。もちろん非通知でかかってきた電話には出ないことは鉄則です。

おかしいと感じたら(独)国民生活センターが運営している消費者ホットラインに電話して相談しましょう。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200228_1.html

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