

在宅勤務が推奨され、仕事でチャットアプリを使うことが増えた人も多いのではないでしょうか。いま、新たなチャットアプリ「Zulip(チューリップ)」が注目を集めています。いったいどんなツールなのか、ご紹介します!
目次
チャットアプリ「Zulip(チューリップ)」とは?


Zulipは、Dropboxが買収後にオープンソース化したチャットツールです。Slackと同様の基本的な機能が搭載されており、110以上の他のアプリとの連携も可能と充実しています。
Zulipのグループ分け機能「トピック」が秀逸
Zulipには、Slackのチャンネルに該当する「ストリーム」のなかに「トピック」というグループ分け機能が搭載されています。


このトピック機能は、ストリーム内に未読メッセージが大量に溜まってしまっていても、誰の発言が、どのトピックに関連するものなのかが一目瞭然になります。
トピック機能があれば、全部のメッセージをチェックする時間がないときに、優先度をつけてメッセージのチェックができるというわけです。これは非常にビジネスシーンにマッチした機能!間違いなく重宝するでしょう。
Zulipの利用はダウンロード後、アカウント作成が必要


Zulipを利用するには公式サイトのダウンロードページからクライアントアプリをダウンロードしましょう。ZulipはWindows、MacのほかLinux、iOS/Android版も用意されています。
ダウンロードができたら、アカウントを作成します。「新しい組織を作成する」というボタンが表示されているので画面に従って作成すればOKです。Zulipは日本語にも対応していますが、海外アプリらしく少し分かりづらいところもあるので、ここは使いながら慣れていく必要があります。
また、Zulipには無料で利用できるフリープラン以外にも有料プランがいくつか用意されていますが、オープンソースとして配布されているため、自前のサーバーで運用すれば制限なく利用できるところもポイントです。
チャットアプリ定番化となるか今後に注目

いまや、世界中からの需要の高さによりSlackをはじめチャットワークやMicrosoft Teams、LINE WORKSなど各社からさまざまなツールが登場しています。
今後、Zulipが定番ツールとして定着していくかどうかは機能次第。個人的にはトピック機能はかなり推したいポイントですが、今後の動向に注目です。
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