

Microsoftは、Windows10を使用してAndroidアプリをPC上で操作できる新機能を発表しました。今までは、USB接続をしてPC画面へ出力しなければならなかったりと、ちょっと面倒だったのでこれは朗報!どんな機能なのか、ご紹介します。
目次
Windows10とGalaxyシリーズの連携機能がすごい


今までAndroidの画面をPC画面へ表示させるには、USB接続などをしてミラーリング(投影)させる必要がありました。専用のミラーリングアプリなどもありますが、ちょっと面倒であまり使っていない人も多いのではないでしょうか。
新機能は、Galaxy Note 20/Galaxy Tab S7とWindows 10の連携機能として満を持して登場。この機能は、スマホを同期してスマホ上のアプリをWindows 10で起動・操作を可能にしてくれます。スマホ同期上でメッセージを確認しながら、別ウィンドウでスマホアプリを操作することができるようになりました。


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よく使うアプリはWindowsのタスクバーにピン留めして、直接起動も可能なので、よりPCライクな使い方ができそうです。スマホ同期アプリを毎回起動する手間がないので、気軽に使用できますね。
使用条件をチェック
今回リリースされた新機能は、MicrosoftのAndroid向けアプリ「Your Phone」をインストールしたGalaxy端末とWindows 10搭載のPCを用意します。また、以下の条件も必須となります。
- Galaxy端末とWindows 10で同じMicrosoftアカウントにログインする
- 同じWi-Fiネットワークに接続する
この条件下で、Windows PC上でAndroidアプリを実行できるようになります。具体的には、以下の操作が可能です。
- 端末の通知表示
- 通話機能
- 写真・メッセージの表示
- スマホ上のアプリへPCからアクセス、操作
ただし、アプリによっては操作にタッチ画面が必要だったり、コンテンツが表示できない場合もあるので、注意が必要です。また、執筆時点では起動できるAndroidアプリは1つまでで、マルチタスクには対応していません。この部分については、11月に複数の端末上でアプリを実行できるようになる予定だとしています。
Galaxyのスタイラスペン「S Pen」も使える!


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Galaxyといえば、スタイラスペン「S Pen」が根強い人気を誇ります。今回の新機能では、「S Pen」で書いたメモをPC上のOutlookやOneNoteに同期することも可能になりました。
これにより、フィードや画像を自動で登録したり使用することができます。GalaxyにプリインストールされているリマインダーアプリとMicrosoft To Do/Outlook/Microsoft Teams間で同期も可能に。より親和性が高くなり、ビジネスシーンで非常に使い勝手が向上しそうです。
Galaxy Note 20/Galaxy Tab S7ユーザーは必見!

今回ご紹介した新機能は、現時点でGalaxy Note 20とGalaxy Tab S7のみ対応となっています。これら以外のGalaxy端末やほかのメーカー端末にも、今後提供されることを期待しましょう。