

米中摩擦の影響から、ファーウェイのスマホやタブレットなどはGoogle Playからファーウェイ独自のAppGalleryへ転換しています。AppGalleryはどんなアプリストアなのか、普段使っているアプリは今後も使えるのかなど、気になる部分をまとめました。
目次
Google提供からHUAWEI独自の提供へ

報道でもされているように、米中摩擦が激化している状況からAndroidを提供しているGoogleは、ファーウェイ製端末へのGoogleサービスライセンスの提供を停止しました。これにより、ファーウェイ製端末のユーザーはGoogle Playの利用ができなくなってしまう状況に。
この代替策としてファーウェイが用意したのがファーウェイ独自のアプリストア「AppGallery」です。
AppGalleryの使い勝手は?使えるアプリはある?


AppGalleryの表示はGoogle PlayやiOSのApp Storeと似たような表示で、トップ画面には新着アプリや高評価アプリの一覧などが表示されています。ここの部分はほとんど表示が変わらないので、AppGalleryであってもあまり迷うことはないでしょう。
LINEやTikTok、NAVITIMEなど主要アプリはインストール可能
日本人スマホユーザーの大半がインストールしている「LINE」や「TikTok」といったSNSなど人気アプリはAppGalleryから入手可能です。また、一部のポイントカードや「U-NEXT」といった動画配信サービスのアプリも対応済みとのこと。使いたいアプリはある程度は用意されているといった印象です。
Facebookなどは公式サイトからインストール可能
「Facebook」などの一部のアプリはAppGalleryからは直接インストールすることができません。その代わりに、公式のダウンロードサイトへ誘導されるのでそこから入手可能となっているアプリがいくつかあります。
また、「Facebook」のメッセージアプリ「Messenger」など対応していないアプリは「対応不可」と表示され、「追加」というボタンが。これはウィッシュリストへの追加、という意味で今後対応される可能性があります。
アプリをインストールせず、ブラウザ上で実行する「QuickApp」
「Instagram」や「Twitter」など一部のアプリは、AppGalleryからのインストールができませんが「QuickApp」から使用することができます。「QuickApp」とは、ブラウザ上で実行できるアプリのことで、端末にアプリをインストールしていなくても利用することができます。
通常のアプリと同様の使い勝手で起動も早いので、アプリじゃないから使い心地が悪いのでは…という心配はいらないでしょう。
GmailやYouTubeはブラウザ上から利用可能!

Googleのサービスである「Gmail」や「YouTube」などのアプリは、AppGalleryからインストールすることはできません。しかし、「Gmail」ならファーウェイに搭載されているメールアプリからアカウントを追加することで利用可能になります。
また、「YouTube」や「Google Map」はブラウザ上から閲覧可能。機能も制限されることなくきちんと使えますよ。
AppGalleryの使い心地は上々!問題なく使えます


Google Playからのアプリインストールができないことから、心配な方も多いでしょう。でも大丈夫!AppGalleryがその代わりをしっかりと務めてくれています。ファーウェイ端末はコスパと高性能の面からユーザー数も多いので、今後もAppGallery対応のアプリは続々と増えていくでしょう。さらなる使い勝手の向上に期待です。
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