GoToEatが始まったけれど、まだ不安。「いつか食べに行くからね!」で飲食店を支援する『さきめし』とは?

飲食店を支援する目的で始まった国の施策「GoToEat」。実は民間で先行して始まっていた飲食店支援が「さきめし」です。サントリーがスポンサーとなって運営が行われており、自治体との提携も盛ん。どのようなサービスなのでしょうか。

飲食店に先払いで支援

https://www.sakimeshi.com/

さきめしを使うと来店前にチケットを購入できます。このチケットは180日間の有効期限がついており、お店を応援したいけどしばらく食べにいけない場合に経済的な支援が可能です。お店によって金額分の食券だったりメニューが設定された食券だったり、設定は自由です。

緊急事態宣言等で実質外出ができない場合、店舗の同意があれば180日にカウントしない措置も用意されています。

コロナで緊急事態宣言が出た頃にリリースされたサービスだったため、当初は純粋に先払いによって運転資金が不足する飲食店を支援する目的でした。現在は普通に外出ができる状況なので、購入直前にさきめしでチケット購入するという使い方をする人が多いでしょう。さきめし限定のお得なコースを用意しているお店もあります。こうなってくると実質的には通常のチケット販売サイトとあまり変わりません。

注意点としては、万が一チケット購入した店舗が閉店した場合にも返金等は一切ありません。単なる先払いチケット購入サービスではなく、あくまで飲食店支援の一環ということ。通常の先払いサービスや安く利用することが目的の人はLUXA等を利用したほうがいいでしょう。

全国8472店舗が参加中

https://www.sakimeshi.com/

全国では8472店舗が参加中ですが、やはりほとんどは首都圏や関西都市部の店舗です。首都圏エリア3287件、近畿エリア1722件と、この2エリアで全体の半分を占めます。

インターネットを介したサービスなので、ITに弱い地方の飲食店は支援の対象から漏れてしまいます。また、地方在住の人には情報がなかなか入らないので、使えない以前にほぼ知られていないという状況もあるでしょう。自治体によっては、がっつりさきめしと提携しているケースもあります。

全国の飲食店支援ならやはりGoToEat

ITに強い飲食店や都市部の飲食店ならさきめしのようなサービスを活用できるでしょう。しかし、地方ではなかなか認知度も低くハードルが高いのが実情。全国の飲食店支援は国家予算で採算度外視で実行できるGoToEatが店舗にとっても利用者にとっても効率的かもしれません。とはいえ、枠組みを作って満足するだけでなくどのように裾野や活用法を広げていくのか、さきめしのような民間の取り組みにも期待はしたいと思います。

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