

以前Facebookで猛威を奮っていた偽レイバンによるアカウント乗っ取り。懐かしいと思いきや、ここにきてTwitterやInstagramでも再び乗っ取りが増えているのです!
そこで、レイバン乗っ取りがどんなものなのか、乗っ取られてしまった際の対処方法と対策方法をまとめて紹介します。
目次
Twitterのレイバン乗っ取りとは?


2015年ごろにFacebookでよく見られた偽レイバンによる乗っ取りですが、3月25日ころからTwitterでもみられるようになりました。この「レイバン乗っ取り」は、他人のアカウントを乗っ取り、商品を宣伝したうえ、偽のレイバン公式サイトに誘導しようとしているもの。
今回のTwitterでのレイバン乗っ取りは、なんと公的機関も被害に遭っているのです。岩手県一関市の観光協会も被害に遭ったことを公表しました。金額の前に「円」がついているところからして怪しい……。
「#レイバンスパム」や「#レイバン乗っ取り」で検索してみると、被害に遭った人のツイートが実にたくさんあり、大規模な乗っ取りが行われていることがわかります。
今回のレイバン乗っ取りは、Twitter社からのログイン通知で知ったユーザーが多かったよう。他人が勝手にログインし、問題の投稿をツイートしたと考えられます。
アカウントを乗っ取られてしまったときの対処方法


アカウントが乗っ取られた理由には、第三者へのパスワードの漏洩が考えられます。そのため、アカウントを乗っ取られてしまったら、すぐにパスワードを変更しましょう!
変更するときには、ほかのSNSやWebサイトで使用していないパスワードを用意してくださいね。該当投稿を削除し、ほかのユーザーさんへの注意喚起もしておきましょう。また、連携アプリに不審なものがないか確認しておくと安心です。
アカウント乗っ取りの対策は?


ちょっと管理が大変かもしれませんが、パスワードの使いまわしをしないことが1番の得策です!パスワードをなるべく長くするというのも有効なのだそう。
ここで問題なのは、どうやってすべてのログインIDやパスワードを管理するか……ということですよね。IDやパスワードの管理は、パスワード管理ソフトや表計算ソフトで管理するのもアリです!表計算ソフトなどを利用する方は、念のためこちらにもパスワードロックをかけることをオススメします。
また、Twitterには「2要素認証」といういわゆる2段階認証機能があります。この2要素認証を設定することで、Twitterへの不正アクセスやアカウント乗っ取りの可能性が低くなるのです!
Twitter「2要素認証」の設定方法
では、どうやって2要素認証を設定するのか紹介します!AndroidもiPhoneも設定方法は同じSTEPです。
- まずはTwitterの「設定とプライバシー」をタップ
- 次に「アカウント」をタップします
- 「セキュリティ」をタップ
- 「2要素認証」をタップしてオン!
オンにした後は、アカウントにログインするためのパスワードに加え、2つ目のログイン方法を選択します。
Twitterの2要素認証を利用する場合、2つの目のログイン方法は、ショートメールを使う方法や認証アプリを使う方法、セキュリティーキーを使う方法といった3つの方法から選べるようになっています。自分にあった方法を選んでくださいね!
もしものときに備えて、パスワードを見直してみよう!


Twitterでのレイバン乗っ取りは、全てのTwitterユーザーが被害に遭う可能性がある出来事です。いま被害に遭わないために各自ができることは、パスワードの管理なのです!
「忘れそう」「面倒くさい」などパスワードを使いまわししたくなりますが、被害に遭ったあとにバタバタしたくないはず。パスワードを使いまわしている方や休眠アカウントをお持ちの方は、この機会にパスワードを変更しておきましょう。
下記も注意してください!
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