

Googleは2020年10月8日「Googleアシスタント」から音声でAndroidアプリを操作できるようになったと発表しました。「あれ? すでにやっているよ」という人も多いかもしれませんが、実はさらに便利になるんだとか。まだ英語命令のみということなので、日本語も期待したいところですが、詳しくご紹介していきましょう!
もっと簡単で便利になるスマホからの「OK、Google」
英語ですが、スマホに「OK、Google」と話しかけるだけで済んじゃうぜ~という内容になっています。数年前は、「OK、Google」や「Hey、Siri」なんて声をかけるのが恥ずかしいという人が多かったのですが、最近では別になんの恥もなくなってきたくらい当たり前に言えるようになりましたよね。
私の妹も絶賛子育て中なのですが、テレビ電話をしながら自宅のスマートスピーカーに向かって「テレビ消して~」とか「エアコンつけて~」と話しかけていますし、一人暮らしの友人も家の中を全てスマート家電にまとめて電気をつけるのも消すのも自動化したという人もいました。
すでに便利な「OK、Google」ですが、今回のアップデートによってユーザーがカスタマイズできるようになり、オリジナルのショートカットも作れるようになったんだとか。
具体例を挙げてご紹介しましょう。
Googleは、特に興味深い使用例の1つとして、足の形に合わせて電動で靴紐を調節するNike Adeptを取り上げています。
Nike Adeptを持っている人は、Googleアシスタントに「OK Google、Nike Adaptで靴紐を締めて」と言えば、靴を足にぴったりフィットさせることができます。
また、主要なコマンドとは別に、ユーザーがカスタムコマンドを作成できるようになっています。
上述のNike Adeptを例に出すと、「OK Google、Nike Adaptで靴紐を締めて」とフルセンテンスで言わなくても、「OK Google、靴紐を締めて」と短く言えば、靴紐がちょうどよく締まって靴が足にフィットします。
https://www.lifehacker.jp/2020/10/221729google-assistant-now-works-with-android-apps.html
すごい(笑)。ちなみにどんなアプリが使えるかというと30種類ほど利用可能なんだとか。
スタート時点ではまず英語の命令がサポートされるが、世界のGoogle Playの上位アプリ30種類で利用可能であり、今後さらに多数のアプリがサポートされるという。現在利用できるアプリは、Spotify、Snapchat、Twitter、Walmart、Discord、Etsy、MyFitnessPal、Mint、Nike Adapt、Nike Run Club、eBay、 Kroger、Postmates、Wayfairなどが含まれる。
https://jp.techcrunch.com/2020/10/09/2020-10-08-google-assistant-can-now-control-android-apps/
好きなようにショートカットを作れるようになると、合言葉みたいにアプリを起動できて楽しくなりそうですよね♪ 現在はまだ英語圏だけでの利用になっていますが、日本語対応にも広がることを期待したいですね! 日本語対応の最新情報についてはGoogleの公式情報(https://assistant.google.com/intl/ja_jp/)をご確認ください。
みんな「OK、Google」どれくらい使ってる?
とはいえ、実際どれくらいの人が、「音声アシスタント」を使っているのでしょうか?
ちょっと前のデータになりますが、2019年12月11日~12月18日にインターネットアンケートを使って「音声アシスタント」に関する国際アンケートが実施されていました。


1年前のアンケート結果ですが、日本の場合、半数以上の人が「1回もない」と回答していますね。私はたまに使うレベルでまだまだ指操作がメインですが、音声アシストって使うと便利なことは間違いないんです! 使い方はこちらの動画も参考にしてみてくださいね。
Twitterでも「OK、Google」と検索するだけでいろんな利用例が出てきます。
スマートスピーカーがなくてもスマートフォンを持っていれば、「音声アシスタント」は簡単に利用できるので「まだやったことがない」という人は試しに「OK、Google」と声をかけてみてくださいね。あっ、ちゃんと音声認識する設定にしておかないと動いてくれないので注意ですぞっ!
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