結婚・離婚届にも脱ハンコなるか! ぶっちゃけ賛成? 反対?

脱はんこ慣習を目指している菅内閣は、婚姻届や離婚届の押印も廃止する方向で検討していることが10月、明らかになりました。この動きには、みんな賛否両論。正直みんなどっち?ということで、SNSでの反応をまとめました。

現在の婚姻届・離婚届には押印が必要

2020年11月現在、婚姻届や離婚届を提出するには、夫と妻以外に証人2人の署名と押印がそれぞれ必要となります。これは、戸籍法に則った手続きで、昭和22年以降続いている慣習といえるでしょう。

こうした“押印文化”に対して、法務省では婚姻届や離婚届を含む計35件の行政手続きを、押印廃止の方向で検討を進めているとのこと。年内をめどに、必要な政令や省令を改正するなど、具体的なロードマップも用意されています。

SNS上でのみんなの意見

押印廃止に対する動き自体には賛成の声が大多数でしたが、婚姻に関する手続きに関してはまた別問題。このニュースを受けて、さまざまな意見がSNS上でも飛び交いました。

賛成派の声

  • 結婚・離婚はあくまでも手続き。だから簡易的で良い
  • 署名で問題ない

反対派の声

  • 行政や仕事の脱はんこは歓迎だけど、そこじゃなくね?って思う
  • 押印するときに最後の決心がついていたのに…
  • 自分が知らないところで誰かと結婚していたり、離婚していたりしたら怖い

などなど、多くの声が聞かれました。筆者がTwitterで調べた限りでは、反対派のほうが多いようす。独身の方からは、「憧れていたのに…」という声があったり、既婚者の方からは「当時、押印することで新しい人生がスタートする気持ちになれた」と実体験を振り返っている方も多くいらっしゃいました。

押印文化がなくなるのは嬉しいけど…

筆者の個人的な意見としては、反対です。政府が脱はんこに向けて舵取りをしたときは「国民の思いがやっと反映された!」と喜びましたが、その真意は行政や仕事上の手続きのシーンでのみ、望んでいたことだったのではないでしょうか。

離婚届は、状況によって顔を合わせて押印ができない場合があります。その場合は押印不要にするなど、臨機応変に対応すればよいのではないでしょうか。

一方で、婚姻届については実体験として、筆者は名前を書くとき以上に押印をするときに非常に緊張しました。押印に使った印鑑は、16歳になった誕生日に母が「自分で働ける年になったから、これから必要なときに使ってね」と特注で作ってくれたもの。その印鑑を握りしめて、失敗しませんように!と願いながら捺印したのを、今でも鮮明に覚えています。

なぜ、押印が煩わしいと感じるか。それは、行政や仕事上では「押印待ち」の時間が発生するからです。でも、離婚届は別として婚姻届にはあまりそういったシーンはありません。なんでもかんでも廃止すればいいわけではないように感じます。

上川法相は、「国民の利便性向上や効率性アップのため押印廃止を検討している」と述べましたが、それならば、人生の節目となる婚姻関係の手続きに関しては民意を反映させるべきだと思います。

今後、廃止になったとしたら犯罪に利用されやすくなるのは間違いないので、どういった対策が取られるのかにも注目したいですね。

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