

警視庁のサイバーセキュリティ本部は、2020年12月末まで子ども向けのサイバーセキュリティ教室をオンライン上で公開しています。そこで、どんな内容なのかを本記事でまとめました。
サイバーセキュリティ教室って?

いまや子どもたちの生活にも当たり前のようにあるインターネット。各家庭にWi-Fiが設置されていて、ゲームやタブレットなど子どもたちが使用するデバイスも、インターネット接続をするのが一般的となりました。
子どもたちは興味のあるものは、大人が教えていなくてもいつの間にか知っているもの。インターネットの世界も同じで、ネットなら顔も知らない誰かと会話をしながらゲームができたり、SNSでつながることも簡単で、子どもたちはその方法もよく知っています。
けれど、セキュリティ面については大人が教えて警鐘しないといけません。子どもたちは楽しい・おもしろそうなことに強く惹かれてしまい、リスクについては無知なため警戒をしないからです。
昨今では、純粋な子どもたちが犯罪に巻き込まれてしまうケースが急増。そこで、警視庁はサイバーセキュリティの教育として本コンテンツを公開しています。
子どもたちが楽しみながら学べる仕掛けがいっぱい!
サイバーセキュリティ教室では、難しい言葉や漢字を使わず子どもでもわかる用語でサイバーセキュリティについて説明しています。また、子どもたちに大人気の芸人・小島よしおを起用しているところもポイント。子どもたちが飽きずに、楽しみながら学べるようなコンテンツとなっています。
親子で学びたい!サイバーセキュリティの知識

サイバーセキュリティ教室では、現在3本の動画コンテンツが公開されています。
- サイバーセキュリティの基本
- フィッシング詐欺について
- フィッシング詐欺を見分けるアドレス確認方法
動画の最後には応募フォームが開き、オリジナルグッズのプレゼント応募ができます。また、VRコンテンツとしてネットの特殊詐欺についても紹介。PCやスマホなど、現在持っているデバイスでVRを体感することができます。
子どもたちが犯罪に巻き込まれないために

スマホやPC、タブレットなどの使い方は、ほとんど教えなくても子どもたちは簡単に使えるようになりますが、ネットの世界がどういったものか詳しく理解はしていません。いまや、ネットと子どもたちは共存していく時代。危険性を知り、正しくネットを使うことを親子で学んでいきたいですね。
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