

2020年、今年のベストゲームは? と聞かれたら、私は迷わず『天穂(てんすい)のサクナヒメ』と答えます!
農林水産省がwikiになるとか、稲作描写がガチすぎる! などSNSで話題になっていましたが、私は発売前から予約しておりまして、一気にのめり込んだのですが、キャラたちが愛おしすぎてクリアしたくない……と進めるのを躊躇するくらい大好きなゲームなのです(笑)。今回はこの『天穂のサクナヒメ』をご紹介していきます!
目次
『天穂のサクナヒメ』ってどんなゲームなの?
『天穂のサクナヒメ』は、Nintendo SwitchやPlayStation 4、PCでも楽しめる和風アクションRPG。米を育てながら、鬼たちを退治するというアクション要素と米作りを楽しめるゲームです。価格は5478円(税込)とお手頃で、ソフト版・ダウンロード版どちらでも楽しめます。
アクションゲームが好きな人、ストーリーもかなりしっかりしているのでRPGとして楽しみたい人、ゲームは初心者だけど稲作は興味ある人、実はどんな人も楽しめるようなゲームになっています。
アクションといっても、『ストリートファイター』で遊んだ経験があるレベルで十分! 後半から少し高度になってきますが、それもレベルが上がっていくごとに自分のプレイスキルも高くなるので心配しなくて大丈夫。また元々アクションゲームが好きという人は、難易度の調整もできますし、アクションのスキルだけではクリアできない設計になっているので、それがまた面白い部分でもあります。
ストーリーも私はまだクリアまでできていないので、全部は把握できていないのですが、中盤ボスを倒した後、声をあげて泣いてしまうほどストーリーに没頭してしまいました(笑)。
稲作に興味があるという人も、稲作が2~3年目以降からどんどんガチ度が増していくので、楽しめるはずです。
ソフト版は転売されているケースが多いので、DL版購入がおすすめです。
● PlayStation 4版
https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP1023-CUSA09130_00-SAKUNA0000000000
● Nintendo Switch版
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000029215.html
開発者はなんとゲームの同人サークル『えーでるわいす』の2名だけっ!
このゲーム、何が面白いのか語り始めたら止まらないのですが(笑)、驚くのが、大きなゲーム会社が開発したものということではなく、もともと同人サークルとして活動していた『えーでるわいす』が5年をかけて制作したゲームなんです!
この『天穂のサクナヒメ』も発売前には、コミケなどで『サクナ(仮)』としてすでに紹介されていたようで、当時のプロモーション映像がYouTubeにも残っています。
私はお仕事でお米農家さんに取材させてもらう機会がありまして、発売前から『天穂のサクナヒメ』の存在は知っていたのですが、2人の同人サークルが5年かけてつくっていたゲームだとは知りませんでした! 発売日にSNSでバズっていて、色々とたぐっていったらそういうことだと知ってびっくり仰天。よりゲームに愛着がわくようになっちゃいましたよね(笑)。
開発秘話として、えーでるわいすの代表・なるさんは、以下のように語っています。
なる 稲作に関する本は多く出回っているので、一通り読み漁りました。あとは論文ですね。日本はお米の国というだけあって、ちょっと検索すると、かなり深い内容がまとめられている論文がすぐに見つけられるんですよ。あとは、田んぼでの米づくりとまではいかないのですが、バケツで稲を育てられる体験キットみたいなものがありまして、ベランダで育つ過程を一通り観察しました。
引用元:http://shinmeinews.com/sakuna/
すげぇ。。。
さらにこの対談では、埼玉県で稲作農家を営んでいる中森さんもコメントを寄せているのですが、実際の農家さんでも魅力に感じちゃうって、やっぱりすごいゲームだなぁと感じます。
中森 このゲームは、これまでの広く浅い農業系ゲームではなく、農家が行なっているお米づくりのポイントがしっかり押さえられているのが魅力的です。農業には、かなり深いところまでやるからこそ得られる、収穫の感動があると思うんです。お米は、短期間ですぐに成果が得らえるということはありません。農家でなければ知らないような細かい一つひとつの工程が再現されていますので、たくさんの人にこのゲームをやってみてほしいと思いました。
引用元:http://shinmeinews.com/sakuna/
あとゲームをやっていると、実際に「コメ作りてぇ!」って気持ちになってくるのに加えて、毎日食卓にあがる「お米」への意識がめっちゃ高くなるんです。「この一粒一粒、しっかり育ててくれた人がいたから食べられるんだよな~」とか「せっかく食べるなら、栽培方法にこだわっている方のお米を食べたいな~」とか……。もうゲームの域、超えているでしょ?(笑)
中森さんと同じく、私も「たくさんの人にこのゲームをやってほしい」と思います。
つるた的『天穂のサクナヒメ』の魅力トップ5!
これ以上書いていると長くなってしまいそうなので(笑)、最後に魅力を5つに絞ってご紹介します。
音楽が最高!
この大嶋さんは、サクナヒメの音楽を担当された方なのですが、その方がアレンジして演奏していた方を引用RTしていたのでご紹介してみました。
かっこいいでしょ!?
「和風」ゲームということだけあって、使ってある楽曲もめっちゃいい曲ばっかりなんですよー! この曲いいなぁ~と思った方は、ぜひゲームで音源チェックしてもらいたいです。
細かい背景とキャラクター描写が最高!
サクナヒメの世界の中では、朝昼晩そして春夏秋冬と季節が移ろいで行くのですが、その描写がとにかく綺麗。
こんな感じで景色がどんどん変わっていくんですよ~
さらに驚きなのが、戦闘シーンでも季節や時間経過があるんです!!
えーでるわいすのなるさんは、こんな感じで設計しているらしくて……
細かい描写に感動します。描写が美しすぎて、ゲーム内でぼ~っとしちゃう時があるんですけど(笑)そんな時でも時間はしっかり動いていて、風がそよいだり、虫が鳴いたり、鳥が鳴いたり、「この世界に入り込みたい!」と思い込むほど美しいです。
ストーリー展開が最高!
これはネタバレになっちゃうので詳しくは言えませんが、イベントが結構な頻度で発生してくれるので、「ただ米作って戦うだけのゲーム」じゃないところがいいんですよね。
ゲームで感動するって、アクション系とかマリオみたいなゲームをやっているとほとんどないと思うのですが、個性豊かなキャラクターたちの心境変化があったり、主人公サクナヒメの成長があったり、ゲームを終わらせたくない! という気持ちになります。
他のメディアさんで恐縮ですが、ここには書ききれないネタバレ満載レビューを書いているので、よければこちらも読んでみてください(笑)。
自力で攻略する楽しさが最高!
RPGって攻略サイトやwikiで調べてどんどん進めるみたいなことがあるじゃないですか? わからない呪文とか「これなに?」っていうのを調べて覚えていくみたいなところがあるんですけど、このサクナヒメは、米作りの流れが攻略なので、自力で調べて攻略することができるんです!
実際にどんな情報が攻略wikiになるかというと……
面白いですよね(笑)。
育てる系のゲームと違い、リアルな稲作情報が役立つというのは、ゲームとしても面白いなーと感じます。
日本人でよかったと思える!
もう、これに尽きます!!!!!!
ぜひ気になっていた方は、嫌な気持ちにならないゲームなので(笑)年末年始のお楽しみに『天穂のサクナヒメ』プレイしてみてくださいませー!
天穂のサクナヒメ-Switch
- マーベラス
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価格¥4,480(2022/05/20 時点)
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