

2011年にコミュニケーションアプリとしてスタートしたLINE。10年目となった2020年12月に、大規模なデザインのリニューアルが行われていたことはご存知ですか?
かつてないほどの規模で行われたリニューアルを経て、一体どこが変わったのか、詳しく解説します!
目次
LINEがデザインリニューアルを行った理由とは?
2011年スタート時はコミュニケーションアプリだったLINEですが、現在は音楽やマンガ、電子決済、証券など多岐に渡るサービスを提供し、ファミリーサービスが続々追加されているのは、皆さんご存知の通り。
しかし、LINEはこれまで従来のデザインのままコンテンツを追加してきたため、画面が複雑に見え、情報が読みづらくなり、コンテンツに集中することが難しいという状態になっていたそう。
実際、日本をはじめ韓国・台湾・タイ・インドネシアのLINEユーザーを対象に行ったアンケート調査でも、「LINEは複雑な印象がある。」という結果が出ていたといいます。
そこで、LINEでは約3年前からこの大きなリニューアルの準備を開始。この準備期間からも、今回のリニューアルに対するLINEの意気込みが読み取れますね!
準備に約3年を費やしたLINEのリニューアル、ここが変わりました!
それでは、新バージョンのLINE(バージョン10.21.0以上)は一体何が変わったのか、見ていきましょう!
ホームタブ


旧バージョンに比べ、自分のプロフィール情報が上部に移動。サービスやおすすめコンテンツも、タップしやすい位置に変わりました。
iPhoneでは、左上にあった「設定」アイコンが右上に変更されています。
トークタブ


友だち名・グループ名・公式アカウント名が太字になりました!各トークの表示サイズも改善されています。
iPhoneでは、トークの並び順を変更する「トーク」のメニューが上部中央から左上に変更に。トークリストの非表示・削除を行う「編集」は、画面左上から右上に移動しました。
トーク画面


画面の上部のネイビーが廃止され、背景が上部まで拡大。
これまでずっと上部に広がっていたネイビーがなくなったことで、メッセージがより目立つようになりました。
タイムラインタブ


タイムラインタブも上部のネイビーがなくなったことで、コンテンツがより際立つように。
旧バージョンよりもスッキリした印象です♪
ニュースタブ


ニュースタブでは、画像のデザインが丸みを帯びたものに変更されました。今まで以上にシンプルで、統一感があるページに生まれ変わっています。
ちなみに、iPhoneではニュースの各メニューを開くアイコン「≡」が画面左上から右上に移動しました。
ウォレットタブ


ウォレットタブでは、フォントのサイズやデザインが変更に。
マイランクやポイント表示の位置も、上部中央から右上に移動しています。
テーマカラーとアイコンも……


LINEのテーマカラーといえば、グリーンですよね!今回のリニューアルでは、ホワイトが基調となったため、実はこのグリーンも以前のものより鮮やかなグリーンに変わっているのです!!
そして、各タブやタブ内でも領域によって異なっていたアイコンの太さやスタイル、カラーも統一され、一貫性が増した……という変化もありました。
「モダン・明るい・シンプル」に変化を遂げたLINE、今後のアップデートにも要注目!


LINEは、本格的な開発に入る前とリリース直前の計2回、日本・韓国・台湾・タイ・インドネシアのユーザー約300人を対象に、新しいデザインに対する印象についてヒアリングを実施したそう。
この調査の結果、新しいLINEに対する印象は、「モダン」「明るい」「シンプル」という3つのキーワードにまとめることができたといいます。
LINEを毎日使っている筆者ですが、今回のリニューアルでは特に既存のネイビーのヘッダーがホワイトに変わっていたのが衝撃的でした。リニューアルに対するユーザーの評価も上々のLINE、今後のアップデートも楽しみですね♪