あなたは大丈夫?「ながら充電」がスマホバッテリーの劣化原因に

リモートワークや在宅時間が長くなったことで、スマホを利用する時間も大幅にアップ。そこで出ている影響が「ながら充電」です。実はこの「ながら充電」が、スマホのバッテリーを従来よりも劣化を早める原因にもなっています。少しでもバッテリーを長持ちさせるには、スマホのある機能を使うだけ!とても簡単な方法をご紹介します。

「ながら充電」が与える影響とは?

スマホが非常に身近なデバイスとなった昨今、私たちは充電をしながらゲームやWeb閲覧、通話などさまざまなシーンでスマホを充電しながら使用しています。スマホのバッテリーはもともと消耗品のため、経年劣化は免れません。しかし、経年とは別に「ながら充電」をすることで、その劣化スピードを早めるという研究結果が「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」によって先日発表されました。

ゲームをプレイしながらの充電はバッテリーを酷使する

スマホを利用しながら充電を行う「ながら充電」は、端末の内部温度が上がってしまいます。先述の研究結果では、充電のみの場合は1.2度の上昇だったのに対して、「ながら充電」でゲームをした場合では8.9度も上昇したそう。

温度が上昇した状態でスマホを使い続けるとバッテリーを酷使することになり、劣化を加速させる要因になり得るとしています。若い世代ほど「ながら充電」で動画を視聴したり、ゲームをするシーンが多いという結果も出ているため、バッテリーの劣化が通常使用よりも早いと言えるでしょう。

劣化したバッテリーは買取額も下回り、爆発の危険性も

バッテリーが劣化してしまうと膨張したりします。最近のスマホはバッテリー内蔵型の場合が多く、自身で交換をすることができないため、下取りに出す際は買い取り額が大きく下回る要因となってしまいます。また、劣化したバッテリーは発火や爆発といった事故を招く可能性もあり、バッテリーの劣化を緩やかにすることが非常に重要と言えます。

劣化対策には、「バッテリーの最適化」機能を使おう

最近のスマホには、バッテリーの寿命を長持ちさせる「最適化」の機能が搭載されています。この機能は、省エネ対策として有効なため、バッテリーの消耗が気になる場合はぜひ機能をオンにしておきましょう。

特に、ネットワークやGPSの接続は頻繁な通信が必要なため、バッテリーを多く消費します。Wi-Fiが使用できるところでは、モバイル通信をオフにしたり、位置情報を取得する必要のないアプリは通信をオフにするなど、アプリごとの設定も必要となってきます。

Androidの場合

Androidは、Xperiaの場合は「いたわり充電」、Galaxyの「バッテリーの最適化」など各メーカーによって名称が異なるため、お使いのデバイスの設定を確認してください。ここでは、Androidを開発するGoogleが推奨する対策をご紹介します。

電池の消費を少なくする設定

  • すぐに画面がオフになるようにする。
  • 画面の明るさを下げる。
  • 明るさを自動的に変更するように設定する。
  • キー操作音やバイブレーションをオフにする。
  • 電池消費量が多いアプリを制限する。
  • 自動調整バッテリーまたは電池の最適化をオンにする。
  • 不要なアカウントを削除する。

そのほか、Googleが推奨するバッテリーの劣化対策はこちらから確認することができます。

iPhoneの場合

iOS13以降、「最適化されたバッテリー充電」という機能が追加されました。この機能を有効にすると、所定の条件下でバッテリー残量80%まで充電したら、その後の充電を緩やかにしていきます。iPhoneはユーザーの充電の傾向を学習して、使い方に合った最適化を自動で行ってくれるので、必要な設定は機能をオンにするだけ。

「最適化されたバッテリー充電」はデフォルトでオンになっていますが、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」>「最適化されたバッテリー充電」で有効になっているか確認できます。そのほか、Appleが推奨するバッテリーの耐用年数の延ばし方はこちらからチェックしてみてください。

バッテリーの寿命を延ばす使い方で、端末にも環境にも優しく

バッテリーが劣化してしまうと、使用可能時間も短くなり買い替えを検討するでしょう。しかし、バッテリー以外に問題がなければまだ使用できることになります。中古市場はまだまだ使える現役の端末を求めているのに、劣化が激しければ下取りにもメリットを見出だせません。

最近のスマホに搭載されているバッテリー最適化機能を使用しながら、なるべく「ながら充電」をしないで負荷をかけないようにすれば、買い替え時にも気持ちよく下取りに出せるほか、長くスマホを愛用することができます。ひいては、環境への負担も軽減することにつながります。できることから少しずつ始めていきましょう。

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