今急成長している「フェムテック」とは?女性だけでなく男性も理解を深める時代へ

女性(Female)技術(Technology)を組み合わせた『フェムテック』、最近よく聞くようになりましたよね。2025年には5兆円規模にも拡大すると言われており、今後さらにフェムテックに注目が集まる様子。でも実際のところ、フェムテックって何? 女性だけのことで男性は関係ない? 女性の体の悩みに対して少しずつオープンな世の中になったとは言え、「実際のところどうなの?」というのが素朴な疑問。
そこで今回は、急成長しているフェムテックについてご紹介していきます!

フェムテックと共に知って欲しい、タブー視されている「生理」のこと

「日本の性教育は遅れている」というのはよく言われていますよね。

私も小学6年生で初めて生理になってから「最悪……」とテンションが落ちた記憶があります。これは生理のことをよくわかっていなかったし、生理=「悪」で「恥」なものと感じていたからでした。学生時代もこっそりナプキンを持ち歩いたり、生理になったことを隠していたり、とにかく見えないように・見せないように過ごすのが正しいものだと考えていたのです。
しかしここ数年で「生理のことをオープンに話そう!」という文化が出てきて「私も辛いって言っていいんだ」「恥ずかしいことじゃないんだ」とやっと思えるようになりました。

昨年末のTBSの動画ですが、「いまいち生理についてわからない」という人はこちらの動画を見てもらえると良いかと!

これを見て、「女性はみんなそうなんだ」と思うかもしれませんが、男性の体が一人一人違うように、女性の体も一人一人違います。

生理が毎月同じ日に来る人もいれば、周期がバラバラな人もいる。毎回、生理痛に悩んでいる人もいれば、軽い症状の人もいる。経血の量が多かったり、少なかったり、頭痛がしたり、しなかったり、食欲が増したり、吐き気がしたり……生理のたびに同じ症状というわけでもないので、女性としては「突然」やってくる生理に初潮を迎えた10代前半から閉経を迎える50代頃まで毎月のように悩まされてきたわけです。

これらは、今までは「仕方ないこと」「女性が我慢すればなんとかなる(なんとかする)」ものでしたが、技術の進歩により「改善できること」に変わってきたのがここ数年の話。それにより、「別に恥ずかしいことじゃない」「辛いのを無理しなくてもいいよね?」という時代になってきたことを理解してもらえれば嬉しいです。

フェムテックとは?

では、フェムテックとは何か、具体的に紹介していきましょう。

冒頭でもお伝えしたように、『フェムテック』とは、女性(Female)技術(Technology)を組み合わせた言葉。

実際にどんな商品やブランドがフェムテックに取り組んでいるのか、2020年4月のまとめになりますが、hellofermataのnote『2020年4月版 日本国内Femtech(フェムテック) マーケットマップ発表!』をご紹介しましょう。

どれくらい知っているものありますか?

月経に関すること、女性の健康、セクシャルウェルネス、妊娠&産後ケア、不妊&妊孕性と「女性」の健康に特化したサービスが51団体紹介されています。

もう少し具体的にフェムテックの知識を深めたい方はこちらの動画もおすすめ。上記のマップのセクシャルウェルネスにあるラブピースクラブの代表・北原みのりさんがフェムテックについて語ってくれています。

この中でフェムテックで大事にされることは、

“体に安心なもの”と“女性が開発したもの”

と答えてて、なるほど! と感心しました。女性ならではの視点で開発されるというのは、女性の社会進出がしっかりできてきた証拠ですよね。注目のプロジェクトなどは、引き続きandronaviでも紹介していきたいと思っています!

理想は、男女関係なく「人間らしく」「自分らしく」過ごせる社会

今回は女性に限って紹介してきましたが、男性にもさまざまな悩みや技術で解決できる課題があるはずです。

性別に分けて考えるのがキャッチーだし、わかりやすいのでこのようにブームのように取り上げられてしまっていますが、個人的な理想は男女という性別ごとの幸福度を上げていくこと以上に、人間らしく、自分らしく過ごせる社会を作っていくことだと感じました。

フェムテックが盛り上がりを見せる一方で、女性の貧困問題も深刻な社会課題になっています。なかなか生理用品が買えない……そんな女性も増えているのです。

参考
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4530/

実はこの「生理の貧困」は国会でも検討課題としてあげられています。

さらにTwitter「#みんなの生理」も少しずつ広がっているところです。

フェムテックをブームとして終わらせず、人間らしく、自分らしく過ごせる社会の第一歩へとつながるようになればいいな~と心から思っています。

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