昔はパソコンでインターネットを閲覧するブラウザといえばInternet Explorer(IE)でした。そんなIEが今後、利用できなくなるのです。
Microsoft社はIEからEdgeへの移行について強制的な措置を取ることにしました。
IEを選択してきたユーザーはブラウザ選びに困ってしまいますよね。
そこで世界や日本でシェアの多いブラウザや、乗り換えに適したブラウザをご紹介します。
ブラウザのシェア状況や特徴が分かれば、自分に適したブラウザがわかるでしょう。
IEから乗り換えにおすすめのブラウザ3つ


ブラウザをIEから乗り換えるのであれば以下の3つがおすすめです。
- Edge
- Chrome
- Firefox
これまでIEを愛用しているということは、Windowsを愛用者でしょう。Windowsと相性が良いのはMicrosoft社が提供するEdgeです。
つまり、後継ブラウザをそのまま使用するのがベスト。軽い動作で問題なくネットサーフィンできますし、アップデートがあった際にも不具合が起きにくいでしょう。
ChromeはGoogleアカウントを持っている人におすすめのブラウザです。ブラウザの同期が容易で、拡張機能により作業の効率化も図れます。
FirefoxはChromeと同じくらいカスタマイズ性に優れています。日本ではそこまでシェアされていないものの、世界では人気のあるブラウザのひとつです。
世界と日本のブラウザのシェア率
ChromeやSafari、Firefox、Operaなど様々なブラウザが世界で利用されています。statcounter(2019.10-2020.10)によるとトップのシェア率を誇るブラウザは以下のとおりです。
世界トップ3(全端末)
世界で多く利用されているブラウザは以下の3つです。
- Chrome 66.12%
- Safari 17.24%
- Firefox 3.89%
Chromeが圧倒的なシェア率を誇っていますね。その次にSafari、Firefoxと続きます。
日本トップ3(全端末)
日本で利用の多いブラウザは以下の3つです。
- Chrome 49%
- Safari 30.95%
- Edge 6.68%
世界のシェア率ほどではありませんが、それでも1位はChromeです。そして世界より日本国内の方がiPhoneへの指示が高いため、Safariのシェア率が高くなっています。
各ブラウザの特徴


世界で利用されている主要なブラウザの特徴は以下のとおりです。
ブラウザ名 | 特徴 |
IE | Microsoft社が提供するブラウザ。Windowsに標準搭載されている。セキュリティに問題があるため、今後は利用できなくなる。 |
Edge | Microsoft社が提供するIEの後継ブラウザ。IEよりも高機能でセキュリティも整っている。Microsoft社が提供するサービスとの親和性が高い。 |
Chrome | Googleが提供するブラウザ。Androidに標準搭載されている。Googleアカウントを利用すれば、Googleの他のサービスと連動・同期が可能となる。動きが軽く快適にインターネット利用が可能。拡張機能で自分好みにカスタマイズできるのも特徴。 |
Safari | Appleが提供するブラウザ。iOSやmacOSに標準搭載されている。デザイン性に優れており、操作しやすい。iPhoneやmacに慣れている人に適したブラウザ。 |
Firefox | Mozilla Foundation社が提供しているブラウザ。狐のマークが特徴。デバイス間での同期が可能。拡張機能が豊富で、自分が扱いやすいようにカスタマイズできる。 |
ChromeやFirefoxはカスタマイズ性が高いため、こだわりのある人に適したブラウザでしょう。ブラウザはOSによって、新たにダウンロードしないと利用できない場合があります。
それぞれのOSに適したブラウザを使おう


ブラウザはOSとの相性があります。そのため、手持ちの端末に適したブラウザを使いましょう。OSに適したブラウザを使用すれば不具合やエラーなく、快適にインターネットを閲覧できますよ。