コロナウイルス感染について安心して情報を入手できるアプリをご紹介します。様々な情報が溢れかえる中で冷静に行動するためには、信頼できる情報源のみ信用することが必要です。
日経新聞が提供する「コロナウイルス感染 世界マップ」
日経新聞がweb場で提供するコロナウイルスのリアルタイム感染マップです。WHOや中国国家衛生健康委員会などの発表をもとに作られており、信頼度は高いでしょう。最初の死者が出た2020年1月11日から現在に至るまでの感染者数やエリアの拡大を追ってみることができ、その猛威を改めて知ることができます。
LINEの提供する「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」


LINEの提供する公式アカウントです。厚生労働省から発表された情報を手軽にみることができます。
「情報を探す」を押すと何を知りたいのか選択項目が現れ、選択することで厚生労働省の発表が掲載されているURLが表示されます。web上から厚生労働省のページに飛んで自力で必要な情報が載っているページを探すのは骨が折れるので、正確な情報を知りたいときには手軽で便利なサービスです。
さらにLINEヘルスケアが提供している「スマホでお医者さん相談」も、「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」のアカウント内から利用可能です。家にいながら医師に感染に関する相談をすることができるのは安心です。
医師にコロナウイルス感染について相談できる「LEBER」
スマホで医師に相談できるサービスといえば、AGREE社が提供するLEBERが既存のアプリとして存在します。LEBERではコロナウイルスに関する相談を2020年4月10日まで無料にすることを発表しました。
アプリ内では選択式のアンケートに答えていく方式でコロナウイルスに感染しているかどうか診断することができます。もちろん正確な診断は医師からの視察を受けなければいけませんが、アンケートの結果をもとに医師から見解が届くため、実際に診察に行く前に状況を整理することができます。130人の医師が協力しており、専門家の見解を聞ける貴重なアプリです。
コロナウイルス対策にマスクは効果あるのか


都市部で通勤や人の密度の高い公共機関を利用する人はマスクをつけておいたほうが安心です。満員電車では濃厚接触に当たる2m以内の人と距離感は日常的です。さらに、手すりやつり革、タッチパネルなど菌が拡散する可能性だけでいえば様々な入り口があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q10
「マスクしても意味がないと欧米の機関が発表している」と言い張るのは短絡的な行動です。日本のように公共交通機関で密着する文化がありませんし、人口密度も異なります。何より周囲の人に不安な思いをさせず、敵意等を向けられないためにも都市部ではマスクをしておいたほうがいいでしょう。
コロナウイルス関連の詐欺にも注意


コロナウイルス感染情報の配信、医療機関への寄付を募る等を謳ったスパムメールやフィッシング詐欺も聞かれるようになりました。中にはWHOを騙った詐欺や超高機能マスクの販売サイトに誘導するような詐欺もあります。
スパムメールや詐欺サイトに誘導されメールアドレスとパスワードを入力してしまうと、期待した結果を得られないばかりか、メールアドレスのログイン情報を抜かれてしまいます。こういった怪しいメールは無視し、不用意に個人情報を入力しないようにしましょう。
信頼できる情報源に頼ろう


「国の情報は信用できない」との声もありますが、かといって根拠のない情報に踊らされるのも混乱を助長します。今回紹介したサービスなら公的な情報を知ることができたり、専門家の知見を直接聞くことができます。信頼できる情報源に頼り、冷静に行動しましょう。
自宅やホテル待機で便利なアイテムもチェックしておきましょう。