CES2010関連情報としては、今回が最終回です。
これまで4回にわたり、、CES2010で見つけた最新の端末を中心にご紹介していましたが、快適にAndroidを利用するには、端末の心臓部ともいえるプロセッサの性能や特性にも左右されます。
いくつかのプロセッサメーカから、CESに合わせて新しいプロセッサの発表などもありましたので、ここで簡単におさらいをしておこうと思います。
イベント
CES2010 Androidプロダクト最新情報 第四弾 2画面電子ブック「enTourage eDGe」


enTourage-1
CES2010に展示されていた電子ブック関係の中でも、ひときわ人だかりのあった、米enTourage Systemsの2画面電子ブック「enTourage eDGe」をご紹介します。来月2月には発売を予定しているそうです。
左側に電子ペーパーを搭載した電子ブックリーダ、右側にカラー液晶を搭載したAndroid端末の構成とうい2画面端末です。バッテリ駆動で、電子ブックリーダのみの利用で約16時間、カラー液晶まで使うと約6時間。重さは約1.2Kg(重い)。
CES2010 Androidプロダクト最新情報 第三弾 モトローラ「BACKFLIP with MOTOBLUR」


Motorola BACKFLIP
CES2010で話題になった、米モトローラの「BACKFLIP with MOTOBLUR」をご紹介します。市場投入は、2010年第1四半期を予定しているそうです。
この端末の特徴は、逆折りたたみ式というのか、キーボードが 折りたたんだ時に裏側にくるようなギミックにあります。また、液晶画面の背面にあるタッチパネル「BACKTRACK」が特徴的です。
OSには、Android 1.5を搭載し、ソーシャルネットワークに特化した「MOTOBLUR」を採用。facebook、MySpace、Twitter、Gmail、eメー ルなどといった情報をホーム画面上にガジェットとして常駐させ、いつでも情報を得られるようになっています。また、これらのサービスの間で、登録された連絡先は全て同期される仕組みになっています。
本体は、キーボードを閉じた状態では、通常のスマートフォンのように、画面の 下側に3つのボタン(左から、メニュー、ホーム、リターン)、背面にはフルキーボードがあるという構成。
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CES2010 Androidプロダクト最新情報 第二弾タブレット編
CES2010のレポート第2弾。タブレット編です。Android端末は、SmartPhoneはもちろん、タブレットや電子ブックリーダへとその用途が広がっています。
タブレット
NVIDIAのブースでは、Tegraを搭載したプロトタイプが各社から展示(必ずしも全てが、Android採用というわけではないだろうが)。
COMPAL「ULTIMATE」
10インチ、Tegra 2?
Homeやメニューなどの物理キーはなく、画面のシステム行の右側にソフト的にあるカメラは、外側(500万画素)と内側。WiFiと3Gをサポート。
DLNAサーバ、DMPアプリも搭載。
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CES2010 Androidプロダクト最新情報 第一弾SmartPhone編


ラスベガスのCES会場
1/7(木)から米国ラスベガスで開催されているCES(Consumer Electronics Show) 2010より、Androidプロダクトの最新情報をお届けします。
まずは、SmartPhone編。以下のようなプロダクトが展示されています。その中でも、操作感が好感触なのは、Motrola製とソニエリ製でした。なお、日本では、まだNTTドコモのHT-03Aのみですが、CES会場ではDROID利用者が結構目につき、Android採用のSmartPhoneが着実に利用者に受け入れられていることが実感できます。
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Androidにまつわるエトセトラ:001 「2010年末のアンドロイドを予測する」
はじめに
2010年まではAndroidの黎明期、そして2010年以降はAndroidの発展期と後の歴史で語られることになるのではないだろうか。それほど2010年は『Change』の年となりそうである。このような怒濤の変革の時期を、大胆不敵にも予測してみようと言うのがこのコラム企画なのだ。勝手ながら拙者の頭で傍若無人にも想像を膨らまして予測してみたいと思う。


2010年はアンドロイド関連のビジネスが加速!
ズバリ、2010年日本国内ではソニーエリクソンの「XPERIA X10」を初めとし、シャープやそのほかのメーカからAndroid端末が合計数機種発売されるだろう。スペックは先日の5日に発表された「NexusOne」のCPUクロック1GHzに肉薄するものが主戦場となるだろう。しかしながら、同じ電話会社の中ではあまり選択の余地はなく、購入する端末は限られると予測する。
海外では、開発されるAndroid端末が百科絢爛となり、Android端末同士の戦いも始まりそうだ。大きくターゲットはCPUクロック 1GHzを中心としたハイスペックと、600MHz前後を中心とした普及に分かれると想像する。
そしてアプリケーションの配信(アプリ配信)を行う Android Marketは、iPhoneのAppStoreのようにビジネスが加速され、多くのアプリケーションの開発(アプリ開発)とダウンロードが行われAndroidアプリ富豪などが生まれ始めるのではないかと予想する。それではこの予想を具体的に紹介しよう。
Androidの2009年を振り返る


Android ロゴ
携帯電話型の端末だけでなく、アンドロイドを搭載したMID端末や、アンドロイド搭載ネットブック等、実験的な端末が発売されました。この実験的な動きに応えるかのように、AndroidOSも1.0から1.5、1.6、2.0と進化しています。
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